- かいき
- I
かいき【会期】(1)集会・会合などの行われる時期・期間。(2)国会または地方公共団体の議会が活動し得る期間。 国会については, 常会は原則として一五〇日, 臨時会・特別会の会期は国会が自ら決める。 地方議会は定例会・臨時会ともに議員が自ら決定する。II
「~延長」
かいき【会規】会の規則。 会則。IIIかいき【会記】茶会の記録。 茶会の催された日時・場所, 参会した客の名, 使用した道具・懐石・菓子などを記す。 奉書紙に書く場合が多い。 茶会記。IVかいき【回帰】一周してもとへもどること。Vかいき【回忌】〔「年回忌」の略〕人の死後, 毎年まわってくる祥月(シヨウツキ)(当月当日)の命日。 また, その回数をいう語。 満一年目を一周忌または一回忌, 満二年目を三回忌, 以下, 七・十三・十七・二十三・二十七・三十三・五十・百の各回忌に法事が行われる。 年忌。 周忌。VIかいき【快気】(1)気分がいいこと。(2)病気がよくなること。VIIかいき【怪奇】(1)説明のできないふしぎな・こと(さま)。「複雑~」
(2)姿や顔つきが奇妙で気味がわるい・こと(さま)。 グロテスク。「~な面相」
﹛派生﹜~さ(名)VIIIかいき【槐記】江戸時代の茶書。 正編七巻, 続編四巻。 近衛家煕(イエヒロ)の侍医山科道安が, 1724年から35年にいたる家煕の言行を集めたもの。 茶の湯をはじめ歌道・香道・花道・有職について詳記。 正称「槐下与聞」IXかいき【河域】河川に沿っている地域。 流域。Xかいき【海気】(1)海の気。 海辺の空気。(2)海洋と大気。XI「~相互作用」
かいき【海気・海黄】〔のちに「甲斐絹」とも当てる〕練り糸を用いて細かく目をつめて織った平織りの絹布。 光沢があり絹鳴りがする。 本来, 慶長以前に輸入された中国産絹織物をいったが, 甲斐国郡内で模して織るようになり「郡内海気」ともいわれた。XIIかいき【甲斐絹】⇒ かいき(海気)XIIIかいき【皆既】〔「既」は尽きるの意〕「皆既食(カイキシヨク)」に同じ。XIVかいき【買(い)気】(1)買おうする気持ち。(2)取引で, 将来値が上がると見て買おうとする傾向。⇔ 売り気XVかいき【開基】(1)寺院を創立すること。 また, 創立した人。 開山。「行基の~した寺」
(2)物事のもとを開くこと。「朝廷~の後/平家 5」
(3)宗教の一派を創始すること。 また, 創始した人。「寺を立て, 宗風を~するに/太平記 26」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.